FCX coat Antonym

〇FCX coat Antonym について

PFAS規制対策品、「FCX coat Antonym」の販売を2023年7月から開始しますのでお知らせいたします。
当社でも、PFAS規制問題を懸念するお客様が多く、早めの対策を取る動きがございます。
すべてのフッ素樹脂コーティングの代替品になるコーティングではございませんが、
通常のPTFE(例 フライパン、菓子型等)に対しては海外での実績は十分にございます。
「PFAS規制について」はこちらをご覧ください。

〇FCX coat Antonym の性能

FCX coat Antonymには2種類ございまして、
それぞれグレード FCXA-001 と FCXA-002 とさせていただきました。

【FCXA-002】
食品関連で通常のPTFEやPFAに対するPFAS代替品はFCXA-002の方となるかと思います。
こちらは、耐熱温度250℃で、膜厚は30μm~50μm、鉛筆硬度2H、色調はシルバーメタリックとなっております。
離型性に関しては既存のPTFEと同等の機能性を発揮すると思われます。
現在フッ素樹脂(テフロン)コーティングをご使用の企業様はぜひ一度ご検討ください。





【FCXA-001】
次にFCXA-001についてですが、こちらはFCXA-002に比べ膜厚が3μm~10μmとかなり薄いコーティングとなります。
色調は無色透明のクリアとなっております。
非粘着性・離型性に優れており、テープなどの粘着物を切る刃や精度を求める機械部品などに適当かと考えております。