施工事例

施工事例を紹介します。ぜひご参考ください。
施工事例とともにグレードを紹介しておりますが、使用用途や使用温度によっては合う合わないございますので一度ご相談いただければ、こちらからご提案させていただくことも可能です。
また、施工の流れを記したものがこちらにありますのでそちらもご参考ください。
(株)エフ・シーのフッ素樹脂コーティングの施工手順

・耐薬品・耐食用途

シャフト・パイプ

薬品などを使う環境にて用いる機械部品へのフッ素樹脂コーティング(テフロンコーティング)を施したものです。
耐薬品性、耐食性に優れており、厚膜の処理となります。
写真のものはグレード表のFCX-025(ECTFE)で、500μmの被膜となります。
ご相談によりどのくらいの膜厚にするかご要望を承ることも可能です。

シャフト ECTFE

ろ過装置部品

右写真はろ過装置の部品で、FCX-203(ETFE黒)を内側と外側のフランジ部に膜厚700µm前後処理しています。
中に薬液等が入るため厚膜の処理となります。
大きさは直径1m弱で、重さは300㎏ほどあります。
このような大きなものでも施工可能ですので、ぜひご相談ください。

シャフト ECTFE

工業用タンク

薬品等を入れるタンクにも表面処理を施しています。
写真のものはグレードのFCX-108Zをタンク内に処理しています。
使用用途や温度環境、使用する薬液によってはそれに適したグレードや膜厚がございます。FCX-393(C)や、FCX-203など別のグレードもございますので、ぜひご検討下さい。

シャフト ECTFE

・機械部品

シューター

製品を流す際に製品が途中で止まってしまうといったような問題も、摩擦係数の低いフッ素樹脂コーティング(テフロンコーティング)を施すことで、すべりを良くし、解決することができます。
写真のものはFCX-830GYで、すべり性に優れています。

シューター

ブロック

FCX-107 非粘着特化コーディングを施工しています。
強力な粘着物を使用する機械部品への粘着物の付着を嫌う環境にて使用されるものです。
表面を溶射で粗面化させ、シリコン系の塗料を施工することで、

粘着物との接触面積を最小限にし、絶大な非粘着の機能性を付与することができます。

シューター

・食品機械

菓子型

ワッフルやクッキーなどのお菓子を焼く金型にフッ素樹脂コーティングを施しています。
写真のものはグレード表のFCX-015です。

離形性に優れており、焼き菓子などの金型に最適です。
これはPFA(パーフルオロアルコキシアルカン)ですが、基材や使用用途、使用温度によってはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)や他のグレードを選択する場合もございます。

菓子型